この話の結論(3つだけ)
- 道順は4ステップ:契約 → 導入 → 初期設定プロンプト → 深掘り学習
新規でも整理し直しでも同じ道。分岐は「1人か複数人か」だけ
- 設定は「完全版初期設定プロンプト」1本に全部入り
フォルダ整理・セキュリティ・記憶の一本化・GitHub・自動バックアップまで。何度貼っても壊れない
- 迷ったら1人設定で開始してOK
複数人へは後から伸ばせる(招待・引っ越しは数クリック)
全体地図
フローチャート — あなたはどのルート?
START
│
【Q1】使うのは? ← 分岐はここだけ。“事前準備が1つ増えるか”が違うだけで、
│ この後の STEP1〜4 は全員同じ一本道
│
├─
1人 ………………………… 追加準備なし
(迷ったらこちら。後から複数人に伸ばせる)
├─
複数人・管理人 ……… 追加準備1つ:GitHubの
Organization(会社の箱)を先に作る
│
手順 → 教材「はじめてのGitHub設定」補足D
└─
複数人・メンバー …… 追加準備なし
(共有リポは後で clone するだけ。
│ 運用 → 教材「複数人・複数PCで運用するコツ」)
│
▼
―――― ここから先は、1人でも管理人でもメンバーでも全員同じ ――――
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【STEP1】契約とアカウント → 教材「Claudeの契約とアカウントの選び方」
1人1アカウント/5人未満=各自Pro+経費精算/5人以上=Teamプラン
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【STEP2】Claude Codeを入れて起動
公式手順どおりインストール→ログイン。
既に入っていればスキップ
│
▼
【STEP3】★「完全版初期設定プロンプト」を貼る★ → 全文へジャンプ
全員共通の1本(1人用・管理人用・メンバー用に分かれていない)。
貼ると、AIが最初に「1人?管理人?メンバー?」と質問し、
あなたの答えに合わせて
やることを自動で振り分ける:
診断 → 作業フォルダ整理 → セキュリティ(deny/.gitignore/金庫)
→ CLAUDE.md → 記憶の一本化 → GitHubバックアップ → 2時間ごと自動化
(メンバーの場合:自分の脳のバックアップまで実行。共有リポへの自動pushだけしない)
│
▼
【STEP4】理解を深める → 教材リンク集へジャンプ
│
GOAL:消えない第二の脳 + 安全な環境で、日常運用へ
FIG. 導入の全体地図 — 分岐はQ1の“事前準備”だけ、STEP1以降は全員同じ一本道
「最初から複数人設定にすべき?」迷ったら1人設定で開始でOK。後から複数人に伸ばすのは「招待する」「リポを会社のOrganizationへ移す(Transfer ownership・数クリック)」だけで、作り直しは不要です。確実に複数人で使うと分かっている場合だけ、先にOrganizationを作って箱をそこに置くと、あとの引っ越しが省けます。
ゴール
ゴールのイメージ — 完成するとこうなる
ロードマップを最後まで進めると、あなたの環境はこの形になります。1人か複数人かで、ゴールの絵が少し違うので、両方見せます。
ゴール①:1人で使う場合(GitHubは自分の個人アカウントのまま)
【あなたのPC】 【GitHub(個人アカウント・すべてPrivate)】
🏢 ~/.claude(AIの脳)
├─ 📄 CLAUDE.md 共通ルール ─控えを↓skillsへ─┐
├─ 📁 memory\ 記憶=第二の脳 ──✅自動──→ 📦 memory-backup
└─ 📁 skills\ AIの道具 ─────✅自動──→ 📦 skills-backup (CLAUDE.mdの控えも同居)
※2時間ごと、OSのタイマーが勝手にGitHubへ送る=放置で守られる
🏬 C:\dev\(作業場)
└─ 📁 各プロジェクト ─────✅手動──→ 📦 各プロジェクトのリポ (区切りのいい時に)
🔒 .env・鍵・ログイン情報 → どこにも上げない(.gitignoreとdenyで二重に守る)
FIG. 1人のゴール — 脳の3要素(memory・skills・CLAUDE.mdの控え)が自動で“消えない”状態
仕組みの詳しい理解は → 教材「AIの記憶と第二の脳のつくり方」
ゴール②:複数人(会社・チーム)で使う場合(箱は会社のOrganizationに)
🏢 会社のOrganization(箱は全部会社のもの・退職しても消えない)
│
├─ 📦 共有脳リポ(1つ) … “会社の教科書”=共通ナレッジ・ルール
│ → 全員が pull / 自動pushは管理人のPC 1台だけ
│
├─ 📦 memory-オーナー + 📦 skills-オーナー … オーナー自身の手帳(これも1人分)
│
├─ 📦 memory-田中 + 📦 skills-田中 … 田中さんの第二の脳
│ → 田中さんのPCが2時間ごと自動バックアップ(箱が本人専用=衝突しない)
│
├─ 📦 memory-佐藤 + 📦 skills-佐藤 … 佐藤さんの第二の脳
│ → 佐藤さんのPCが自動バックアップ
│
└─ 📦 各プロジェクトのリポ … 仕事の成果物(区切りで手動push)
🔒 各リポは全部 Private(=会社の“外”には非公開)
🔒 Base permissions=None(=会社の“中”でも仕切る)→ 社員同士は互いの脳が見えない。
本人は自分の分だけ・オーナー(あなた)だけが全部見える。
🔒 .env・鍵・ログイン情報 → どこにも上げない(各PCのローカルだけ)
FIG. 複数人のゴール — 手帳は全員1冊ずつ+教科書は会社に1冊。箱は全部会社のもの
運用ルール(管理人・pull専用・ナレッジの昇格)は → 教材「複数人・複数PCで第二の脳を運用するコツ」/Organizationの作り方は → 教材「はじめてのGitHub設定」補足D
2つの絵の関係ゴール①で始めても、後からゴール②へそのまま伸ばせます(Organizationを無料で作り、リポを Transfer ownership で移すだけ。数クリック・既存の中身は壊れない)。だから「迷ったら1人設定で開始」で損はしません。
プロンプト
どのタイミングで、どのプロンプトを貼るか
| プロンプト | 正体 | いつ貼る |
| 完全版初期設定プロンプト(下に全文) | 環境まるごと安全+最適化の正本。診断つきで既存環境を壊さない | 受講者はこれ1本。STEP3=導入直後・整理し直しも(何度貼っても安全) |
| 動画①「第二の脳」特典 | 完全版から記憶+バックアップ+自動化だけ切り出した軽い版(セキュリティ抜き) | 第二の脳動画の視聴者向け。受講者は不要(完全版に含まれる) |
| 動画②「セキュリティ」特典 | 完全版からdeny封印+.gitignore+金庫だけ切り出した版 | セキュリティ動画の視聴者向け。受講者は不要(完全版に含まれる) |
3本の関係(迷わない覚え方)受講者は「完全版」1本で全部済みます。動画特典2本(①第二の脳/②セキュリティ)は、完全版を2回の動画に分けて配ったもので、①+② ≒ 完全版。だから動画を見て一部だけ試した人も、あとで完全版を貼れば残りも整います(何度貼っても壊れません)。
完全版初期設定プロンプト(全文コピペ用)
下の枠の中を全部コピーして、Claude Codeに貼り付けて送信してください。AIが環境を調べ、質問しながら1ステップずつ進めます。複数人の場合も同じプロンプトでOK(AIが「管理人かメンバーか」を聞いて、やることを自動で振り分けます)。
あなたは私のClaude Code環境を「安全 + 最適」にセットアップする専属アシスタントです。
私はプログラミングにあまり詳しくない前提で、専門用語は都度かみ砕き、各ステップは
「何を・なぜやるか」を一言説明してから実行してください。既存ファイルの上書きや削除など
戻せない操作は、必ず現状を見せて確認を取ってから行ってください。
各ステップの完了時は、やったことを1〜2行で報告してから次へ進んでください。
※会社で使う場合:既に社内ルール(Gitの保管先、秘密情報の保管場所、作業フォルダの位置、
命名規則など)があれば、それを最優先してください。本手順は不足を補う用途に留め、
既存ルールと衝突する箇所は勝手に変えず、先に確認してください。
■ステップ0:まず環境を調べて報告
次を調べ、結果を箇条書きで報告してから先へ進んでください。
- OSの種類(Windows / Mac / Linux)とホームフォルダの場所。以降パスはこれに合わせる
- 設定フォルダ(~/.claude)の有無。settings.json / CLAUDE.md / memory フォルダが既にあるか
(あれば要点だけ要約)
- 既存の作業フォルダやプロジェクトがあるか
- 記憶(memory)が複数の場所(~/.claude/projects/*/memory)に散らばっていないか
- git がインストールされているか(バックアップに必要。無ければ該当ステップで軽く案内)
→ これらから「新規セットアップ」か「既存環境の整理」かを判断して教えてください。
■ステップ1:3つだけ質問
1. 作業用の親フォルダをどこにするか(提案:Windowsは C:\dev\、Mac/Linuxは ~/dev/)
2. 使い方は (A)自分の事業を自分で回す=記憶は1か所にまとめたい / (B)無関係な複数
クライアントの案件を分けて管理したい、のどちら?
3. バックアップ用のGitHubアカウントを持っているか(無くても他は進められる)
4. 使うのは自分ひとりか、それとも会社・チームの複数人か。複数人の場合、あなたは
「脳の管理人(共有リポを作って自動バックアップも受け持つ役)」か「メンバー」か
→メンバーでも、“自分専用の脳”のバックアップ(ステップ6・7)は自分のPrivateリポで実行してよい。
やらないのは“会社の共有リポ”への自動pushだけ(共有リポは clone して「使う前に git pull」で参加。
詳細はステップ6の分岐で案内)
※応答言語などの好みがあれば教えてください(デフォルト:日本語・非エンジニア向けに平易)
■ステップ2:作業フォルダを整える
- 親フォルダ(例 C:\dev\)の下に、プロジェクトごとに独立したフォルダを作る方針にする
- デスクトップやドキュメント直下で作業しない理由(散らかり・誤削除・バックアップ漏れ)を説明
- 「共有で使う資産(ナレッジ・素材)」と「個別プロジェクト」を分ける簡単な指針を示す
■ステップ3:セキュリティ設定(最重要・二重の守り)
「AIに読ませない」と「gitに上げない」は別物です。両方やります。
(a) AIに読ませない = ~/.claude/settings.json の permissions.deny に
秘密ファイルの読み書き禁止を追記(公式推奨の書き方):
Read(**/.env) Read(**/.env.*) Read(**/*.key) Read(**/*.pem)
Read(**/credentials*.json) Read(**/.credentials*) Read(**/secrets/**)
Read(~/.ssh/**) Read(~/.aws/**) Edit(**/.env*)
※既存の設定は消さず追記のみ。既存 settings.json があれば中身を見せてから統合する。
※この設定後、.env の作成・編集はAIでなく自分で行う運用になる(キーがAIに渡らず安全)
※AIには「.envに必要な項目名の一覧」をREADMEやセットアップ手順に書かせる(キーの中身は渡さない)。
プログラムが実行時に .env を読むのはこの禁止の対象外なので、自動化は問題なく動く
※秘密でない設定値(モード切替・モデル名など)は .env に混ぜず config ファイル等に分けて置く。
こうするとAIが設定を確認でき、.env は「秘密だけの箱」として安心して封印できる
(b) gitに上げない = 各プロジェクトに .gitignore を作り、次を除外:
.env .env.* node_modules/ output/ *.key *.pem .credentials* *credentials*.json settings*.json .DS_Store
*.mp4 *.mov *.wav (動画・音声。GitHubは100MB超のファイルを拒否するため素材は入れない)
※`.credentials.json`(認証トークン)はドット始まりなので `credentials*` では拾えない点に注意
(c) 鍵の“保管場所”=暗号化された金庫(パスワードマネージャー)に大元を置く。
大元(マスター)は金庫に置き、各プロジェクトの .env には“実働コピー”だけを貼る、という型。
※製品はどれでもよい。**既に使っている金庫(1Password・会社支給のもの等)があれば、
それをそのまま使う**(乗り換え不要)。会社にパスワード管理の規定があればそれが最優先。
まだ何も無い人への例:Bitwarden(無料枠あり)。
※金庫アプリの導入はあなた自身(AIは代行しない)。この運用なら、PCが壊れても鍵が消えず、
共有・失効もでき、属人化しない。deny(a) と組み合わせると最も堅い(撮影・配信する人/お金が動く鍵/会社は必須)。
※新規プロジェクト作成・キー更新のときだけ「金庫から値をコピーして .env に貼る」。渡し方自体は今まで通り。
※どの守りも万能ではないため、最後の砦は習慣:APIキーやパスワードをチャットに貼らない、
settings.json や CLAUDE.md に直書きしない。キーは必ず .env に置く。
■ステップ4:AIへの指示書 CLAUDE.md を作る
親フォルダに共通の CLAUDE.md を作り、最低限これを含める(簡潔に。長すぎるとAIが読み飛ばす):
- 応答は日本語・非エンジニア向けに平易に
- APIキー/パスワードはコードに直書きせず必ず .env を使う
- 削除・外部へのデータ送信・設定変更の前に確認を取る
- git add はファイル個別指定(git add . を使わない)、コミット前に .gitignore を確認
※既存 CLAUDE.md があれば上書きせず、内容を見せて統合案を出してから反映する。
■ステップ5:AIの記憶を1か所にまとめる ※ステップ1で(A)を選んだ場合のみ
- Claude Codeの記憶は「起動したフォルダごと」に別々に作られる仕様。放置すると散らばり、
「昨日教えたのに今日は知らない(=別のノートに書いただけ)」が起きる
- settings.json に "autoMemoryDirectory": "~/.claude/projects/<集約先>/memory" を設定して集約
- 既に散らばった memory があれば、中身を集約先フォルダへ移す提案をする(移動は確認後)
■ステップ6:バックアップ ※GitHubがある場合
【複数人の分岐(ステップ1の4で確認済み)】
- ひとり/脳の管理人 → このステップ6と次のステップ7をそのまま実行
- チームのメンバー → “自分専用の脳(自分のmemory/skills)”のバックアップは、
自分のPrivateリポでステップ6・7を実行してよい(箱が別々なので衝突しない)。
実行しないのは“会社の共有リポ”への自動pushだけ(同じ箱に複数PCが自動pushすると
衝突の温床になる)。共有リポは管理人のものを clone し「使う前に git pull」で参加、
追加したい知識は管理人に渡す(=個人の脳は各自が自動で守る/共有の脳はハブ1台、の二本立て)
- 会社で使う場合の共有リポの持ち主:理想は GitHubの Organization(会社所有の団体
アカウント・無料プランあり)。社員はメンバー招待(Readロール=pull専用を強制できる)
→ 退職時はメンバーから外すだけで箱(脳)は会社に残る。
ただし、社長(トップ)本人の個人アカウント所有なら、リポの Settings → Collaborators で
招待する形でも開始してよい(注意:個人アカウントの非公開リポは全員に書き込み権限が付き
「読み取り専用」にできないため、「メンバーはpushしない」はルールで守る。あとから
Transfer ownership で Organization へ移行できる)。
管理人の交代は「新PCで clone → スケジューラ登録」だけ(数分)
- Private リポジトリを用意(記憶用・スキル用)。事業の制作物は各プロジェクトのリポジトリで別管理
- CLAUDE.md(AIへの指示書)も、記憶・スキルと同じくバックアップ対象に含める。
リポの外にある単体ファイルの場合は、その控え(コピー)をスキル用リポに入れて一緒に上げる
(=脳の3要素 memory・skills・CLAUDE.md が全部“消えない”状態になる)
- 絶対に含めない:.env、鍵ファイル、.credentials.json(=認証トークン)、
そして APIキーが混ざり得る settings.json(含めるなら鍵を消してから)
- 安全のため ~/.claude 直下そのものは Git リポジトリにしない(settings.json・
.credentials.json=認証情報が同居するため)。リポにするのは中の memory/ と skills/ だけ
- git push の前に git status で秘密ファイルが混ざっていないか必ず確認する
■ステップ7:自動バックアップ(放置で守る)※GitHubがある場合
- 記憶・スキル(+CLAUDE.mdの控え)に変更があれば、2時間ごとに自動でGitHubへ送る仕組みを、
OSの定期実行機能(Windows=タスクスケジューラ/Mac=launchd/Linux=cron)に登録する
- 対象は memory/・skills/(+CLAUDE.mdの控え)だけ。コードのフォルダは対象外
- スクリプトの作法:「*.md と .gitignore だけをステージ(git add . は使わない=秘密が構造的に混入しない)」
「成功時は何もせず、失敗した時だけログ+デスクトップに警告」(非エンジニアが一目で異常に気づける)
- 肝:アプリを1つも開いていなくてもOSが実行すること。ノートアプリのプラグインは“開いている間だけ”なので放置に不向き
- ※これは「判断のいらない決まった処理」なのでOSに任せる。ニュース要約のような“頭を使う自動化”はAIのcron(別物)
■最後に:やったことを要約
- 作成/変更したファイルの一覧
- 「PCの外(GitHub)に置くもの / 絶対に置かないもの」の対応表
- 次にやること(最初のプロジェクトの作り方)を3行で
FIG. 完全版初期設定プロンプト(正本・2026-07-16版)
既にClaude Codeを使っている人へ(整理し直し)このプロンプトは最初に“診断だけ”をして、あなたの環境を壊さずに「足りない差分」だけを提案する作りです。途中まで設定済みでも、ぐちゃぐちゃになっていても、同じプロンプトを貼るだけでAIが現状を調べて続きから整えてくれます。
深掘り
STEP4:理解を深める教材リンク集
プロンプトで環境は整いますが、「なぜそうするのか」が分かると応用が利きます。必要になったタイミングで読んでください。